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宮脇メソッド植樹祭(神奈川県秦野市)

 2023年10月21日(土)、神奈川県秦野市平沢向山において、「宮脇メソッド植樹祭-いのち(鎮守)の森を世界に-」が開催されました。「いのちの森づくり2020↗プラス3未来へ」及び出雲大社相模分祠が主催し、「本物の森」づくりを唱えた故 宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)の遺志を受け継ぎ、宮脇メソッドと呼ばれる潜在自然植生に基づく植樹(混植・密植)を行うものです。2021年秋の「宮脇昭追悼植樹祭」の植樹地に隣接する場所に、約80名が参加して自然種の苗木22種類/500本を植樹しました。
 開会式では、主催者を代表して出雲大社相模分祠長の草山清和様が挨拶され、植樹祭の趣旨と意義を説明されました。植樹を指導されている中村幸人先生(東京農大名誉教授)は、「太陽エネルギーを利用してCO2を吸収し酸素を提供する森が破壊されている。そのため、行き場を失ったエネルギーが地球上をさまよい、異常気象や自然災害をもたらしている」ことを指摘。水源涵養や空気浄化機能も果たし、川や海に連なり豊かな生命を育む「森」の役割を再認識する必要性を強調されました。
 宮脇メソッドによる植樹を理解すべく、土留めづくりから苗木の仕分け、マルチング材(稲わら)敷き詰めに至るまで、一連の作業プロセスがプログラムに組まれています。2班に分かれて「宮脇メソッド」による植樹を体験、参加者の交流も図りながら、爽やかな秋晴れの下での植樹祭を楽しみました。

今回も、しんわルネッサンスをはじめ「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が栽培した苗木を多数ご利用頂きました。在庫のない樹種については、エスペックミック(株)様のご協力を得て調達させて頂きました。ご支援頂いた企業・団体はじめ参加下さった皆様に厚く御礼申し上げます。

         協賛企業・団体(敬称略/苗木本数・五十音順)
 本田技研工業株式会社  苗木120本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 株式会社 建新  苗木100本の提供についてご協賛。
 株式会社 サン・ライフ  苗木100本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 株式会社 ホンダロジスティクス  苗木50本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 くまざわ株式会社  苗木50本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 ミドリ安全株式会社  苗木50本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 その他  苗木30本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。

(注)上記の苗木本数は、進和学園の標準価格にて換算した本数です。
 また、上記には、横浜ゴム(株)の社員の皆様が栽培された幼苗を進和学園にご寄贈頂き、栽培を引き継がせて頂いたヤブニッケイ25本が含まれています。重ねて感謝申し上げます。

 横浜ゴム(株)様との連携取り組み(ご寄贈苗木の活用)

植樹祭案内チラシ :宮脇メソッド植樹祭-いのち(鎮守)の森を世界に-
 


 植樹作業を終えたしんわルネッサンスのどんぐりグループは、「湘南リトルツリー」に立ち寄り慰労会を行いました。ホットケーキやホットドッグを賞味しながら、労をねぎらいました。皆さん、お疲れさまでした!秋は、植樹シーズン真っ盛り、また、頑張りましょう!

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