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いのちの森づくり/宮脇昭先生に報告!

私達が推進する「いのちの森づくり」は、宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が提唱される「その土地本来の木による本物の森(自然の森)」を再生する取組みです。苗木の栽培や植樹活動を「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム:現在11施設が参加)が担い、障害のある方々の自立・就労機会に繋げています。
「福祉・環境・教育・労働」の連携を目指すこの活動は、2006年10月に始まり、多くの皆様に支えて頂き14年目を迎えました。荒地の森林再生、人工林への広葉樹植樹、道路・公園・企業・学校等の緑化や東北沿岸及び遠州灘の防潮林に至るまで私達が手掛けた苗木を多数ご利用頂き、苗木の提供本数は累計28万本を超えています。(その内、「友の会」基金活用分は、下記実績表の通り11万6千本を超えています)

2019年12月28日、年末のご挨拶方々、植樹活動の報告のためリハビリ療養中の宮脇昭先生をお訪ねしました。湘南国際村めぐりの森での植樹推進グループ代表の川下都志子様、宮脇方式による企業緑化を実践しておられる(株)家具の大正堂社長の渋谷金隆様と研進の出縄貴史の3名でお伺いし、先生に最近の活動についてご報告申し上げました。宮脇先生は、いつものように温かくお迎え下さり、

「現場、現場、現場です。頑張って下さい!」と固い握手を何度も交わして激励下さいました。
明年2020年は、東京オリンピック・パラリンピックの年です。スポーツの祭典は成功させねばなりません。一方、世界的なイベントは、CO2(二酸化炭素)を排出し環境への負荷となることも認識しておくべきとの観点から、宮脇先生がこれまで指導されて来た植樹活動を改めて推し進めようという「いのちの森づくり2020➚」がスタートしています。私共も、本取組みに参加させて頂き、少しでも環境保全に貢献出来ればと願っています。

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私達の活動は、「いのちの森づくり友の会」への多くの皆様からのご寄附・助成・協賛により支えられています。公共の植樹活動に提供する苗木の代金及び植樹・育樹作業に従事する障害者の工賃に還元させて頂いています。「友の会」は、お陰様で12年目を迎え、これまでに活用させて頂いた基金は累計9,000万円を超えています。「友の会」にご加入、並びにご寄附・助成・協賛を頂いている皆様に厚く御礼申し上げます。

 「いのちの森づくり友の会」基金ご協力企業・団体(年間10万円/累計30万円以上)

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