自主生産品・プロジェクト

進和学園「どんぐり育苗キット」のご案内 ~ ご自宅・職場・学校で! ~
進和学園「どんぐり育苗キット」のご案内


進和学園「いのちの森づくり」プロジェクトでは、皆様に「自然の森」の再生に参画頂きたいとの願いから、楽しい「どんぐり育苗キット」を提供させて頂いています。ご家庭で職場で学校で、実際に「どんぐり」をトレーに撒いて発芽させ、可愛いポット苗を栽培することが出来ます。2年程栽培して樹高が30CM以上になったら植樹します。植樹場所に困った場合は、進和学園が関係する植樹イベントをご案内させて頂きます。
自然の営みを実体験をもって学習、また、緑化による環境保全や「どんぐりブラザーズ」(進和学園及び連携福祉施設で働く障害のある方々)の自立就労支援にも役立ちます。是非、チャレンジ下さい!
*「どんぐり育苗キット」のお求め・お問合わせ:
⇒ (株)研進(進和学園就業支援団体)「いのちの森づくり」プロジェクト係
TEL:0463-58-5267 FAX:0463-58-2675
「いのちの森づくり」プロジェクトを進める社会福祉法人進和学園(平塚市)によるどんぐり育苗キットです。進和学園は宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が提唱される潜在自然植生種による密植・混植方式の植樹に使われる苗を育て、これまでの14年間で28万本以上の苗木を提供しています。

<どんぐり育苗キットでの育て方>
①どんぐりをトレーにまいて発芽させます。
②トレーで発芽したどんぐりの葉が双葉から四葉のころにポットに植え替えます。
③地上30㎝以上に成長して根がポットに充満したら植え時です。
④どんぐりは神奈川県もしくは関東他県で採取した常緑広葉樹のものです。
<キットの内容/価格1700円(税・送料別)>
・トレー
・底鉢ネット
・土(トレー用・ポット用)
・もみ殻
・記録プレート21枚
・産地シール
・ポット20個
・説明書


どんぐり育苗キット 2017年 スタッフ栽培レポート
皆様に、TVK(テレビ神奈川)ショップよりお届けしたキットと同じものを、研進のスタッフが自宅のマンションの一室で栽培!
今シーズンも「ドングリ君」達と語らいながら、「いのち」を育む楽しさ・喜びを、皆さんと共有したいと思います。




⇒ ミネミツの栽培レポート/2017年度栽培状況
どんぐり育苗キット 2016年 スタッフ栽培レポート
「どんぐり育苗キット」の2016年の発芽状況をご案内します。
皆様に、TVK(テレビ神奈川)ショップよりお届けしたキットと同じものを、研進のスタッフが自宅のマンションの一室で栽培していますので、定期的に写真でご紹介して参ります。皆様の「どんぐり育苗キット」と比較してみて下さい。
「どんぐり」を育てる楽しさ・喜びを、皆さんと共有したいと思います。
*2016年度(2016年春発芽予定)の栽培状況*
2015年12月23日:


クロネコ・ヤマトの宅急便で無事ご到着!!梱包も底に発砲スチロールが敷かれて安全への配慮もバッチリ!開梱するとTVKさんの「どんぐりドリーム大作戦」のチラシが目に飛び込んで来ました。
宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)のご指導の下、潜在自然植生に基づく自然の森を創生するプロジェクトを進和学園と連携して取り組んでいることを紹介。湘南国際村めぐりの森での植樹祭や、私達「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)のことも記して頂いています。感激!
余談ですが、キットを収納してあるバッグは、丈夫な素材でしっかりしています。普段、エコ・バッグとしても便利に使えそうです
2015年12月25日:


同梱の説明書に従い、ドングリは横に置いて深植えしないよう地表すれすれに並べます。表面には、付属のモミガラをマルチング材として敷きます。自然界では、枯葉等がマルチング機能を果たしますが、保湿や雑草の侵入を防ぎ発芽率を高めます。乾燥したら水を供給して、春の訪れと共に発芽をひたすら待つのみです。楽しみ!楽しみ!
約1ヶ月が経過しました。表面のモミガラが乾いたら霧吹きで水を供給しています。マンションの1室で育てていますが、乾燥しがちでほぼ毎日、水分を補っています。発芽までには、あと2ケ月程かかると思いますが、気長に粘り強く栽培を続けます!
(注)説明書では、ジョウロを使う場合は、ヘッドを上向きにして、水が土をえぐらないよう優しく注水するように記されています。写真のように霧吹きを使用するのも良いと思います。

昨年のクリスマスに撒いたアカガシのドングリ・・・約4ヶ月を経て漸く2つの芽が出て来ました!今年も遂にやった!研進のスタッフも4年連続で発芽成功です!

2016年4月24日:
最初の発芽から1週間、可愛い5本の芽が認められます。何れも容器の片方の半分に集中。一番目は約3cm、先端は二つに分かれていますが、まだ、葉の形には育っていません。
他のドングリも発芽し、太い針のようにツンツンした若緑の芽が増えることを期待すると共に、葉が出て来ることが楽しみです。アカガシの特徴である赤味を帯びた美しい葉を観察出来るのも間近でしょう。
20粒のドングリから13本の発芽が確認出来ます。最初に芽を出した幼苗は、写真のように淡い緑色の葉が3枚程出て来ました。可愛いですね!こうなると毎日の水遣りの楽しさも増して来ます!
また、残り7粒のドングリはどうなっているのでしょう?たぶん、遅れて発芽するものと思いますが、期待を込めて見守ることとします。


2016年5月12日:
僅か3日の内に、1番目に発芽した苗の葉がどんどん大きくなっています。発芽したドングリも15個を数え現時点で発芽率75%となりました。アカガシの特徴である赤味を帯びた葉は、まだ認められません。とても爽やかな明るい緑色で美しいですね!もう少し時間が経つと赤っぽく染まった葉が鑑賞出来るのではないか?と思います。
薫風かおる五月も中旬、アカガシのドングリ達は順調に育っています。目下、16個が発芽し、見応えのあるキットになって来ました。あと5個、発芽していないのですが、これらが芽を出すとキットのバランスも更に良くなります。同じ時期に撒いても、発芽時期はかなりずれることもあるので、期待したいと思います。



2016年6月4日:
更に2週間が経過、発芽したアカガシは17本(発芽率85%)となりました。葉が大きくなり、瑞々しく美しいグリーンは観賞価値も十分です。中には、アカガシの特徴である赤味を帯びた葉も認められます。
これまで、シラカシやアラカシ、スダジイの育苗キットを育てましたが、アカガシもとても楽しいですね。特に、今回のアカガシ、ご覧の通り立派な双葉で見応えがあります。「アカガシ」と書いたプレートを差し込み、育苗キットとして、ほぼ完成形に達しました。

早くも7月中旬、発芽したアカガシの幼苗17本は順調に育ち、葉も大きく濃厚な緑色となりました。そろそろ、ポットに移し替えて栽培を継続したいと思います。皆さんは、既にポット苗づくりを行いましたか?
現在、平塚の地には、アカガシの母樹は殆どが伐採されてしまい存在しません。この可愛い苗木達がこの地に根付き、何れ立派な樹影で私達をそっと見守ってくれる時を想い描いています!
