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宮脇メソッド「タブの忌」植樹祭(神奈川県秦野市)

 2024年7月15日(月・祝)、神奈川県秦野市平沢向山において、「宮脇メソッド『タブの忌』植樹祭-いのち(鎮守)の森を世界に-」が開催されました。「いのちの森づくり2020↗プラス4未来へ」及び出雲大社相模分祠が主催し、「本物の森」づくりを唱えた故 宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)の遺志を受け継ぎ、「宮脇メソッド」と呼ばれる潜在自然植生に基づく植樹(混植・密植)を行うものです。2021年秋の「宮脇昭追悼植樹祭」の植樹地に隣接する場所に、約100名が参加して自然種の苗木22種類/1,200本を植樹しました。

 パリ・オリンピックを10日後に控えた7月16日が宮脇昭先生の3年祭に当たることから、先生がこよなく愛したタブノキ(樹種名)にちなみ「タブの忌」植樹祭を行い、「宮脇メソッド」を世界に向けて発信しよう!という想いを込めたイベントです。開会式では、主催者を代表して出雲大社相模分祠長の草山清和様が挨拶され、植樹祭の趣旨と意義を説明されました。高橋昌和 秦野市長も参加され、「秦野市を自然の観光スポットにしたい!」と強調。植樹を指導されている中村幸人先生(東京農大名誉教授)は、地球温暖化に伴う異常気象や自然災害への対策として、豊かな「森」を再生する必要性を説かれました。

 「宮脇メソッド」による植樹を学び理解するためのプログラムが組まれました。竹を利用した土留めづくりから苗木の仕分け、植樹に加えてマルチング(稲わら)敷き詰めに至るまで、3班に分かれて作業に励みました。幸いにも、心配された降雨や猛暑は避けられたものの、湿度は相当高く皆さん汗を流しながら奮闘!予定の1,200本の植樹を実現し達成感に浸りました。

 今回も、しんわルネッサンスをはじめ「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が栽培した苗木を多数ご利用頂きました。在庫のない樹種については、エスペックミック(株)様のご協力を得て調達させて頂きました。ご支援頂いた企業・団体はじめ参加下さった皆様に厚く御礼申し上げます。

         協賛企業・団体(敬称略/苗木本数・五十音順)
 株式会社 サン・ライフ  苗木600本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 株式会社ブロードリーフ   苗木363本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 いのちの森づくり2020⤴プラス4未来へ  苗木181本をご購入の上ご提供。
 ミドリ安全株式会社  苗木56本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。

(注)上記の苗木本数は、進和学園の標準価格にて換算した本数です。

植樹祭案内チラシ :宮脇メソッド「タブの忌」植樹祭-いのち(鎮守)の森を世界に-

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