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第21回湘南国際村めぐりの森植樹祭 & 宮脇昭先生追悼植樹式

2021年11月7日(日)、第21回湘南国際村めぐりの森植樹祭が開催されました。一般参加は事前登録制として募った結果、当初予定を大きく上回る200名以上の皆様が応募下さり、スタッフも含め約250名が集いました。「マスク着用・検温・三密回避」のコロナ感染対策を講じながら、横須賀市道沿いの傾斜地(C地区)に自然種の広葉樹44種類1,103本を植樹しました。開会式等のセレモニーは省き、各班20名が揃い次第、順次、植樹地に向かい作業を開始。全10区画の植樹地も、奇数番号から割振り、偶数番号とは時間差を設ける等の工夫は、春の植樹祭と同様です。
 湘南国際村めぐりの森(横須賀市)では、バブル期の開発により緑を失っていた荒地が、継続的な植樹により自然の姿を取り戻しています。地球温暖化や異常気象への対策として、二酸化炭素(CO2)削減及び防災強化の観点からも、森林再生は有効で必要な取り組みです。

午後からは、7月にご逝去された宮脇昭先生(横浜国大名誉教授・享年93歳)を追悼する植樹式が、プロジェクト・メンバー有志により行われました。この地での植樹は、2010年、宮脇先生のご指導の下に始まり、毎年、春秋の植樹祭を通じて「その土地本来の樹種(潜在自然植生)」を混植・密植する「宮脇方式」を採用し、着実に成果を蓄積して来ました。追悼植樹式では、宮脇先生への感謝と先生の遺志を継いで行くことの決意も新たに、先生のお年と同じ93本の苗木を植樹しました。

 宮脇昭先生 追悼写真(どんぐりブラザーズ植樹大作戦/湘南国際村 2014.11.23-PDF-)

 今回も、進和学園はじめ「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が栽培した苗木を優先利用頂くと共に、在庫がない樹種については、エスペックミック(株)様のご協力を得て、合計1,008本(追悼植樹式の93本を含む)の苗木を提供させて頂きました。苗木代金については、下記の企業様のご支援を賜りました。厚く御礼申し上げます。

            協賛企業・団体(敬称略/苗木本数・五十音順) 
 三機工業株式会社  苗木250本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 本田技研工業株式会社  苗木200本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 三井住友海上火災保険株式会社  苗木200本をご購入の上ご提供。 
 株式会社 建新  苗木150本の提供についてご協賛。
 株式会社 ホンダロジスティクス   苗木150本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 その他  苗木58本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。

(注)上記には、横浜ゴム(株)の社員の皆様が栽培された幼苗を進和学園にご寄贈頂き、栽培を引き継がせて頂いた苗木が相当数含まれています。重ねて感謝申し上げます。
⇒ 横浜ゴム(株)様との連携取り組み(ご寄贈苗木の活用)

【関連資料】
 第21回湘南国際村めぐりの森植樹祭 案内チラシ(PDF)
 進和学園「いのちの森づくり」プロジェクト   進和学園「いのちの森づくり友の会」基金

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