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G20関連「宮脇メソッド」植樹祭 ~ 城山熊野神社「鎮守の森」 ~

 2024年10月14日(祝日:スポーツの日)、G20Gloval Land Initiative(G20の地球環境セッション)に関連し、前日の湘南国際村めぐりの森に続いて、宮脇メソッド(混植・密植方式)を学ぶための植樹祭が、城山熊野神社(東京都板橋区)において開催され、57名が参加しました。
 神社の境内に広がる森は、潜在自然植生による「鎮守の森」です。日本に残された「鎮守の森」は、宮脇昭先生の研究により世界から注目を集めました。地球環境保全、カーボンオフセット、防災対策にも優れた「その土地本来の木による本物の森」を創出しようと、海外各国から参加された皆様は熱心に取り組まれました。

 今回のG20国際シンポジウムを統括されている藤原 一繪先生(横浜国大名誉教授)に加えて、同神社の「鎮守の森」は、同じく宮脇先生の門下である目黒伸一先生(国際生態学センター)が調査・指導されていることから、目黒先生も参加されて指導に当たられました。
 また、同神社では、日本の未来を子供達に託すため、「鎮守の森を保育の庭に」を掛け声に、境内に城山幼稚園を開園されています。「宮脇メソッド」による植樹を環境教育に活用しようというシンポジウムの目的にも適う植樹地といえます。

 2023年3月、目黒先生のご紹介により進和学園「いのちの森づくり」プロジェクトとの連携が実現していますが、この日の植樹は、これまでの植樹地の「補植」という位置付けで、進和学園で栽培した苗木を中心に200本をご利用頂きました。国際的な意義深いイベントの一環として、海外から来訪された皆様に植えて頂きましたことは、大変光栄なことであり、主催者の公益財団法人鎮守の森のプロジェクト様をはじめ、関係の皆様に心より感謝申し上げます。

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