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Honda(鈴鹿製作所)様に感謝!/バケット・緩衝材をご寄贈頂きました!

 今般、Honda(鈴鹿製作所)様より、「しんわルネッサンス」で使用する機材として、小型バケット300個及び多数の緩衝材をご寄贈賜りました。心より感謝申し上げます。今後、受注が増える見込みの小型精密部品の納品において、有効に活用させて頂きます。
 私達が手掛けるホンダ車部品事業は1974年に始まり、昨年9月に50周年を迎え、新たなステージへの第一歩を踏み出しました。全盛期に比べると仕事量は落ちているものの、工賃単価の見直しや毎年の最低賃金改定へのご配慮も頂き、進和学園の作業会計において、依然として中心的な位置を占めています。
 半世紀を超えて、Honda様の深いご理解と親身なるご指導の下、品質保証と工程管理を通じた「働く喜び」「役立つ喜び」を分かち合い、今日も多くの障害のある方々が作業に励んでいます。Honda様とお揃いの伝統の白いユニフォームは、私達の誇りです。
 

Honda様は、自社での障害者雇用に加えて、福祉的就労分野に対しても良質な仕事を発注下さり、2015年(平成27年)創設の「優先発注企業等厚生労働大臣表彰」(第1回受賞)を受けられています。日頃より、同社購買部門をはじめ各製作所の皆様、並びにホンダ開発(株)様他、Hondaグループ各社様からも種々のご支援を頂くと共に、クリスマスや都市対抗野球といったイベント・行事を通じた交流も盛んです。人事部様及び(株)ホンダロジスティクス様からは、進和学園並びに連携福祉施設が推進する「いのちの森づくり」プロジェクトへのご寄付を通じたご支援も頂いています。
 社会的弱者への配慮(ソーシャル・インクルージョン)は、Honda様の「人間尊重」という企業理念を象徴するものであり、CSR(企業の社会的責任)及びSDGs(持続可能な開発目標)の観点からも深く敬意を表する次第です。
 100年に一度と言われる自動車革命に伴い、自動車業界は、EV(電気自動車)化及びソフト開発での競争が激化しています。Honda様と日産自動車との経営統合協議というニュースも報じられ、正に激動の時代に直面していると言って過言ではありません。 
 私達は、Honda様に鍛えて頂いた「ものづくり」のノウハウを活かして、作業種の多角化にも尽力しています。将来を見据えて付加価値を高め、持続可能な福祉的就労を目指してチャレンジして参ります。

【参考】
アーカイブ(ホンダ車部品事業)
優先発注企業等厚生労働大臣表彰(平成27年度・厚生労働省)
神奈川新聞「ホンダ、厚労大臣表彰/障害者に積極的発注」(2015年10月29日)

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