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「高尾小仏育樹祭2023春」に参加!

 2023年5月20日(土)、「高尾小仏育樹祭2023春」に参加しました。当初、4月15日(土)と合わせ2回の日程が組まれましたが、1回目は雨天のため中止となり、5月に集約して実施されました。この日も、集合時には霧雨模様でしたが、幸いに作業開始と共に天候も回復、主催者のNPO法人国際ふるさとの森づくり協会(レナフォ)、レナフォの植生工学士にボランティア、土地を所管される中日本高速道路(株)(NEXCO中日本)、地元自治会、地盤造成を担われている鹿島建設・清水建設の方々をはじめ約80名が集いました。

 高尾小仏における植樹は、2017年に始まりましたが、中央高速道路の小仏トンネルの工事残土による盛土場に、自然環境保全及び防災の観点も踏まえて「森」を再生する取り組みです。宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が提唱された潜在自然植生に基づく混植・密植方式を採用。私達が推進する「いのちの森づくり」の大切な拠点の一つであり、有難いことに、「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が手掛けた苗木を多数ご利用頂いています。

 木々は順調に生長していますが、植樹後3年程は雑草や蔓性植物から苗木を守るために、定期的な育樹(除草)作業が求められます。また、植樹地の一部には鹿やイノシシが侵入し、獣害を被った部分の手直しも必要となります。今回は、ルーチンとしての育樹(除草)と、密植度が落ちた箇所に200本の補植を行うこととしました。苗木は、「いのちの森づくり友の会」基金を活用して提供させて頂きました。

【この日の作業】
(1)2022年秋の植樹地の手当て:鹿が侵入し荒らされてしまった箇所の苗木を救済。
  (マルチング材の稲わらの下に埋もれてしまった苗木を元通りにする)
(2)一昨年(2021年)の植樹地の育樹:主に繁茂が著しいイタドリの刈り取り。
(3)補植:13種類200本の苗木を密植度が低下した場所に植える。

        協賛企業・団体(敬称略/苗木本数・五十音順)
 株式会社サン・ライフ  苗木100本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。 
 本田技研工業株式会社  苗木50本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 株式会社ホンダロジスティクス  苗木50本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。

(注)補植した苗木の内、横浜ゴム(株)の社員の皆様が栽培された幼苗を進和学園にご寄贈頂き、栽培を引き継がせて頂いた苗木がシラカシとウラジロガシ各30本、合計60本が含まれています。重ねて感謝申し上げます。
⇒ 横浜ゴム(株)様との連携取り組み(ご寄贈苗木の活用)
【参考】
高尾小仏育樹祭2023春(案内チラシ:PDF)
高尾小仏植樹活動

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