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第20回湘南国際村めぐりの森植樹祭

第20回湘南国際村めぐりの森植樹祭が、2021年5月9日(日)、コロナ禍に伴い一般参加を事前登録頂いた200名様に限定して執り行われました。「検温」や「三密回避」等のコロナ感染対策を講ずる中で実施されました。横須賀市道沿いの傾斜地(C地区)に自然種の広葉樹44種類3,000本を植樹することが出来ました。
昨年の植樹は、春秋共にプロジェクトチームの日中作業に落とし込んで分散実施しましたが、今回、開会式や集合写真撮影等は取り止め、各班15~20名が揃い次第、順次、植樹地に向かい作業を開始。全10区画の植樹地も、奇数番号から割振り、偶数番号とは時間差を設ける等のソーシャルディスタンスを保つ工夫を凝らしました。東京をはじめコロナ緊急事態宣言が発せられており、私達スタッフも神奈川県民中心で対応しました。参加頂いた皆様は、各自マスクを着用し私語を控えながらも、爽やかな五月晴れの休日、自然と触れ合う貴重な時間を共有しました。

湘南国際村めぐりの森(横須賀市)では、バブル期の開発により緑を失っていた荒地が、継続的な植樹により自然の森の姿を取り戻しています。地球温暖化や異常気象への対策として、二酸化炭素(CO2)の吸収及び防災面においても、森林の再生は有効です。宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が提唱される「その土地本来の樹種(潜在自然植生)」の広葉樹を多種類選択して混植・密植しますが、進和学園はじめ「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が栽培した苗木を優先利用頂くと共に、在庫がない樹種については、エスペックミック(株)様のご協力を得て対応、合計2,500本の苗木を提供させて頂きました。本植樹祭をご支援下さった下記の企業・団体様並びに関係の皆様に厚く御礼申し上げます。

            協賛企業・団体(敬称略/苗木本数・五十音順) 
  株式会社サン・ライフ   苗木800本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
  三機工業株式会社  苗木500本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 公益財団法人
 鎮守の森のプロジェクト
 苗木444本をご購入の上ご提供。
 湘南国際村めぐりの森
 混植・密植方式植樹推進グループ
 苗木222本をご購入の上ご提供 。
 三井住友海上火災保険株式会社  苗木200本をご購入の上ご提供。 
  本田技研工業株式会社  苗木200本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
  株式会社ホンダロジスティクス  苗木100本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 ホットケーキパーラーFru-Full  苗木34本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。

(注)苗木本数は、進和学園の標準価格にて換算した本数です。また、上記には、横浜ゴム(株)の社員の皆様が栽培された幼苗を進和学園にご寄贈頂き、栽培を引き継がせて頂いた苗木が7種類245本含まれています。重ねて感謝申し上げます。
⇒ 横浜ゴム(株)様との連携取り組み(ご寄贈苗木の活用)

植樹祭を2日後に控えた5月7日(金)、混植・密植方式による植樹が確実に行えるよう、44種類3,000本の苗木の仕分け作業を行ないました。本プロジェクトを主導される一般社団法人Silvaさんの指導に基づき、「どんぐりブラザーズ」の湘南凪えいむ&mai!えるしい、横須賀ヘーメット、進和学園の3法人4施設に研進を合わせ総勢30名が参加しました。
全員マスク姿でコロナ対策にも気を付けながら、和気藹々とチーム・ワークを発揮して予定通りの作業を終えることが出来ました。

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