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Honda本社人事部門よりご視察 ~ 障害者雇用の検討 /情報・意見交換実施~
2022年4月12日、Honda本社人事部門より5名の皆様をお迎えし、「しんわルネッサンス」の活動をご視察頂きました。障害者法定雇用率(現行2.3%)をクリアするために各企業では種々の取り組みをされています。Honda様は、自社並びに特例子会社のホンダ太陽(株)様(1981年設立)等において、我が国の障害者雇用を先導されて来ました。
また、Honda様は、1974年から半世紀近くに渡り、研進・進和学園への仕事のご発注を通じて、一般就労が困難な障害のある方々に「働く喜び」「役立つ喜び」を提供され、福祉的就労分野の拡充にも大きく貢献されています。障害者雇用促進法における発注奨励策の特例調整金を本邦自動車メーカーで唯一受給されると共に、2015年創設の優先発注企業厚生労働大臣表彰の第1回受賞対象にも選ばれています。
また、Honda様は、1974年から半世紀近くに渡り、研進・進和学園への仕事のご発注を通じて、一般就労が困難な障害のある方々に「働く喜び」「役立つ喜び」を提供され、福祉的就労分野の拡充にも大きく貢献されています。障害者雇用促進法における発注奨励策の特例調整金を本邦自動車メーカーで唯一受給されると共に、2015年創設の優先発注企業厚生労働大臣表彰の第1回受賞対象にも選ばれています。
一方、経済・社会環境の変化を背景に、「差別禁止」や「合理的配慮」を求める障害者権利条約が採択され、日本も2014年に批准、障害者の権利擁護や社会参加の機会拡大が課題とされています。身体障害・知的障害に加え、精神障害者の雇用義務も定められ、法定雇用率は、漸次、引き上げられる予定です。かかる状況下、Honda様も今後の障害者雇用の在り方について検討されており、その過程で、進和学園における取り組みをご視察頂けることとなりました。誠に光栄なことと感謝申し上げます。
私達も、自動車革命と呼ばれるEV(電気自動車)へのシフトが顕著となる中、従来の「部品の小組立」という領域は縮小を免れず、このままでは、目標工賃の維持は困難となります。ホンダ車部品事業を通じて蓄積して来た「ものづくり」のノウハウ、特に、品質保証や工程管理の手法を他にも展開して事業の多角化を推進しています。Hondaの皆様には、ホンダ車部品の組立に加えて、農産品加工(湘南とまと工房)、地元スーパーにおける「施設外就労」、「いのちの森づくり」その他、目下、取り組み中の新規作業種についてもご案内申し上げました。
皆様には大変熱心にご視察頂き、情報・意見交換も活発に行い、有益な機会となりました。Honda様との「民福連携」の成果を発展させ、難しい時代を乗り越えて行けるよう、一同、力を結集してチャレンジして参りたいと思います。
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