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ルネッサンスにヤマユリが咲きました! ~ 「かなユリ・チャレンジ」 プロジェクト ~

進和学園&研進は、公益財団法人かながわトラストみどり財団様の助成を受け、「ヤマユリ」の花を再生する「かなユリ・チャレンジ」プロジェクトに取り組んでいます。
本プロジェクトは、同財団の会員(寄付者)から事務局への一通のお手紙が契機となっています。2016年7月に起きた「津久井やまゆり園」での痛ましい事件(相模原障害者施設殺傷事件)を受け、ご自身も障害のあるお子様(45才)の将来を案ずるお母様(80才)から、昔は各所に見られた神奈川県の花「ヤマユリ」を増やすことで、悲劇を悼み多くの人々の心の癒しとして頂きたいというご提案に基づくものです。
私達は、「いのちの森づくり」において、ドングリや木の実から苗木を育て森林再生の取り組みを進めていますが、財団の方からこのお話を伺い、大変遣り甲斐のある事業であり、少しでもお役に立てるのであればと思い「ヤマユリ」の栽培を請け負わせて頂くこととしました。

2017年11月に、自生種の「ヤマユリ」の球根、木子(小球根)及び種子を譲り受け、球根5個を福祉工場「しんわルネッサンス」の中庭に植え付けました。2018年3月、幸いにも4個の球根が発芽し、苗木も徐々に樹高を伸ばして3株に4個のツボミが付きました。球根の生長を優先するため、当初は、ツボミを摘み取る予定でしたが、せっかくの機会ですので財団にご相談して膨らんだツボミ3個については開花を待つこととしました。
2018年6月30日、二番目に高い苗木のツボミが、ついに開花しました。土曜日で、福祉工場は休みでしたが、臨時出勤していた職員が発見し写真撮影を行い報告してくれました。週明け、美しい大輪に芳醇な香りを皆で愛でながら鑑賞したいと思います。

詳細はこちら ⇒ 「ヤマユリ」再生/「かなユリ・チャレンジ」プロジェクト

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