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「ヤマユリ」再生プロジェクト始動!

今般、研進&進和学園は、公益財団法人かながわトラストみどり財団様の助成を受け、「ヤマユリ」の花を再生する取り組みを開始しました。
本プロジェクトは、同財団の会員(寄付者)から事務局への一通のお手紙が契機となっています。2016年7月に起きた「津久井やまゆり園」での痛ましい事件(相模原障害者施設殺傷事件)を受け、ご自身も障害のあるお子様(45才)の将来を案ずるお母様(80才)から、昔は各所に見られた神奈川県の花「ヤマユリ」を増やすことで、悲劇を悼み多くの人々の心の癒しとしては如何?というご提言に基づいています。
私達は、「いのちの森づくり」において、ドングリや木の実から苗木を育て森林再生の取り組みを進めていますが、同財団の方からこのお話を伺い、大変遣り甲斐のある事業であり、少しでもお役に立てるのであればとの想いから「ヤマユリ」の栽培を請け負わせて頂くこととしました。財団専務理事の西ヶ谷孝之様より、自生種の「ヤマユリ」の球根、木子(小球根)及び種子を譲り受け、福祉工場「しんわルネッサンス」の中庭に植えて栽培を始めました。宿根草の「ヤマユリ」が生長して開花するには長期を要する見込みですが、地道に粘り強くチャレンジして参りたいと思います。

本件に関し、同財団の機関誌に記事が掲載されました。
⇒ 「ミドリ(midori)」No.107 冬号2017/「かなユリ・チャレンジ」

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