インフォメーション

親切会(日立グループ)様のご支援に感謝!~ 植樹地ご視察とご寄付拝受 ~

 一般社団法人親切会様は、お互いに親切にし合い困っている人に援助の手を差し伸べて、世の中を明るく住み良い社会にしていこうと取り組まれているボランティア団体です。(株)日立製作所様はじめ日立グループ各社が中心に参加される法人会員及び個人会員から構成され、「小さな親切」と「ささやかな福祉貢献」の二つを柱として活動されています。
 親切会様からは、進和学園が運営する「いのちの森づくり友の会」に対して、2014年度からご寄付を賜り、障害のある方達が栽培した苗木の利用と植樹地の保全活動をご支援頂いています。
 2021年12月2日、今年も、親切会・関東支部より2名様が来訪され、宮脇方式(混植・密植)により植樹した現場をご視察下さいました。今回は、出雲大社相模分祠及び宮脇昭先生追悼植樹祭の植樹地(何れも秦野市平沢)をご案内申し上げました。

■ 出雲大社相模分祠「千年の杜」(植樹後14年半)

2007年6月3日、宮脇昭先生のご指導の下、1,700人が集い自然種の苗木55種類12,000本を植えました。進和学園の「いのちの森づくり」もほぼ同時期にスタートしており、私達も植樹祭に参加させて頂きました。15年近くが経過し、今では、樹高10数メートルにも及ぶ見事な「鎮守の森」に生長しています。「千年の杜」には、水脈と遊歩道が設けられ、杜の守り神として「龍蛇神」が祀られ、「縁結びの神」「幸福を授ける神」として慕われています。

■ 宮脇昭追悼植樹祭~いのち(鎮守)の森を世界に~ (植樹後1ヶ月)

 2021年7月にご逝去された宮脇昭先生の追悼植樹祭として企画され、コロナ禍を踏まえ10月30日と31日に分けて、22種類の苗木各750本、合計1,500本を延220名が参加して植樹しました。まだ、植えたばかりで苗木は50~60cmと低く、マルチング材として敷き詰めた稲ワラも綺麗に残っています。宮脇方式の植樹をご覧頂くには、最適な事例と言えます。

植樹地のご視察後、「しんわルネッサンス」をご慰問頂きました。植樹後15年経過の「しんわルネッサンスの森」に囲まれた中庭で、ご寄付の贈呈式が行われました。親切会様からのご寄付は毎年10万円、8年連続で累計80万円となります。進和学園はじめ連携福祉施設から成る「どんぐりブラザーズ」の取り組みに活用し、主に障害者の工賃に還元させて頂いています。
 親切会様のご厚意ご支援に心より感謝申し上げますと共に、皆様のご期待にお応え出来るよう、「森づくり」を通じた自然環境保全、並びに障害者の自立就労支援に尽力して参ります。

参考:進和学園「いのちの森づくり友の会 会報第9号」親切会様ご寄稿(2018年6月)

ページトップ