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にのみや・どんぐりの森プロジェクト

2021年11月20日(土)、神奈川県中郡二宮町の東京大学果樹園跡地(みらいはらっぱ)において、「にのみや・どんぐりの森プロジェクト」が開催されました。エコフェスタにのみや実行委員会が主催し、二宮町と環境づくりフォーラム(注)が共催、NPO法人「農ある暮らしを広める会」他が協力、国土緑化推進機構(緑の募金子どもたちの未来の森づくり事業)の助成を受けて実施する小学生向けの体験型イベントです。 
①どんぐりの土おろし(育苗箱へ蒔く作業)

②「森のめぐみのクリスマスリース」作りに、小学生約40名が参加しました。大変光栄なことに、「いのちの森づくり」を推進する進和学園&研進にご相談頂き、①について研進スタッフが講師を務めさせて頂きました。

まずは、「どんぐり」(アカガシ、シラカシ、アラカシ、スダジイの4種類を用意)を観察。大きさや形も違う「どんぐり」に子供達は興味津々!「最初に根が出て、春になると芽が出ます。根と芽はどんぐりの何処から出て来るかな?」今春、発芽したアカガシの苗の様子も見てもらいました。3年間育てたポット苗とも見比べて、一粒のドングリが大きく生長することをイメージしてもらいます。葉の形や色艶も違っています。「自然の森は色々な種類が混ざり合っている。仲の良いものだけ集めても駄目。人間社会も同じ・・」という故 宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)の言葉も紹介し、生物多様性の意義にも触れました。地球温暖化の原因である二酸化炭素(CO2)を吸収し命を守ってくれる「自然の森」の大切さについて、子供達は、熱心に耳を傾けてくれました。5班に分かれて「どんぐりの土おろし」を実際に行ってもらいましたが、ワイワイガヤガヤと賑やかに作業を体験して頂きました。

②の「森のめぐみのクリスマスリース」作りも、講師の先生のご指導の下、各自が個性豊かなリース作りに挑戦!楽しい一時を過ごしました。進和学園から、リースの素材となるクズやサツマイモのツルを提供させて頂きました。
 今回の体験を通じて、子供達が豊かな情操を育み、自然の大切さや命の尊さを学ぶ機会として頂ければ幸いです。 

(注)環境づくりフォーラム:二宮町の様々な環境団体で構成するフォーラム(町民活動)で、2006年に発足し未来に繋がる町の環境イベントを実践しています。

イベント案内チラシ:「小学生参加者募集! にのみや・どんぐりプロジェクト」(PDF)

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