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松田町自然館「自然観察行事/いのちの森づくり」を開催!

2019年6月1日(土)、松田町自然館(神奈川県足柄上郡)において、自然観察行事「いのちの森づくり」が開催されました。木を植えてカブトムシを育てようという試みで、3年連続で研進&進和学園スタッフが講師を務めさせて頂きました。
自然館hpDSCN8354.jpg絵本「山に木を植えました」(注)を教材とした紙芝居に、子供達は身を乗り出して興味津々の様子でした。木を植えることが、虫や動物・魚、そして私達の命をも育むことを学ぶと共に、自然館の一画に広葉樹の苗木20本を実際に植える体験をして頂きました。

植樹を終えた後、子供達は、自然館からカブトムシの幼虫を譲り受け、育て方を教えてもらいました。木を植え、カブトムシの幼虫を目前として、自然の大切さや命の尊さを実感する貴重な機会となったのではないでし
ょうか?

植樹した苗木の生長を子供達の成長と重ねて見守りたいと思います。これらの苗木は、進和学園メンバーがドングリや木の実から大切に育てたもので、今回も、多くの皆様からの寄付金による進和学園「いのちの森づくり友の会」基金を活用して提供させて頂きました。
松田町自然館での一連の植樹活動は、館長の渡邊建雄様はじめ関係者の深いご理解ご支持の下、福祉・環境・教育の連携事例を蓄積しています。

(注)「山に木を植えました」
  (スギヤマカナヨ 作、畠山重篤 監修/講談社)

山に木を植える/ドングリや木の実がなり動物が食べる/落葉により土壌が豊かになり微生物が増える/有機物・栄養素を生み出す/水に溶けた栄養は川や海に注ぎプランクトンや海藻を育む/プランクトン・水生動物・海藻を小魚が食べる/大きな魚は小魚を食して成長/鳥や動物も魚や小さな生物から栄養を摂る/そして、多くの生物や植物は私達人間の食材となり命の源となる。・・・木を植えることが、「食」、即ち「命」の連環に繋がることを分かり易く教えてくれます。

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