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高尾小仏植樹祭2023に参加!

 2023年10月15日(日)、「高尾小仏植樹祭2023」(都立高尾陣場自然公園内)が開催されました。当日は、低気圧の影響により午前中が雨天予報であったため、午後からの開催に変更されました。植樹地が急斜面で滑り易いため、参加者の安全を考慮したものです。午後も足元の悪い状態が見込まれるため、「決して無理されないように・・」との案内が2日前に発せられました。参加者の減少が予想されましたが、「雨のち晴れ」の予報を受け、貴重な日曜日の午後ですが、212名もの皆様がご参加下さいました!開会式の13時には雨も上がり、植樹に移ると明るい日差しと青空が現れました。高尾の山々は、美しいコントラストを描き、私達に元気を与えてくれました。
 この植樹活動は、中央高速道路の小仏トンネルの工事残土による盛土場に、宮脇 昭先生(横浜国大名誉教授)が提唱された「その土地本来の木による本物の森(自然の森)」を再生する取り組みです。自然環境保全に加えて、観光資源や防災面も考慮して計画されました。NPO法人国際ふるさとの森づくり協会(レナフォ)が主催し、2017年から継続して来たプロジェクトですが、今回で盛り土場の最上部に達し最終回となります。
  常緑樹と落葉樹を各10種類、合計20種類の苗木を、2,321本植えることが出来ました。今回を含め7回の植樹祭を行い、6,955㎡の盛り土場に、合計22,000本以上の植樹を実施。先に植えた箇所は、既に樹高5m以上に達し、素晴らしい森に生長しています。
 今回も、「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が栽培した苗木を多数ご利用下さると共に、在庫のない樹種については、エスペックミック(株)様のご協力を得て調達させて頂きました。「森づくり」を通じて、障害のある方達の就労支援にも繋がる付加価値の高い植樹活動です。ご支援頂いている企業・団体はじめ参加下さった皆様に厚く御礼申し上げます。
            協賛企業・団体(敬称略/苗木本数・五十音順)
 NPO法人国際ふるさとの森づくり協会
 (イオン環境財団他)
 苗木1,624本をご購入の上ご提供。
 PGF生命(プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険株式会社)  苗木444本を進和学園「いのちの森づくり友の会」基金へのご寄付を通してご提供。
 本田技研工業株式会社  苗木100本を進和学園「いのちの森づくり友の会」基金へのご寄付を通してご提供。
 株式会社ホンダロジスティクス  苗木80本を進和学園「いのちの森づくり友の会」基金へのご寄付を通してご提供。
 ミドリ安全株式会社  苗木73本を進和学園「いのちの森づくり友の会」基金へのご寄付を通してご提供。

(注)上記の苗木本数は、進和学園の標準価格にて換算した本数です。
 また、上記には、横浜ゴム(株)の社員の皆様が栽培された幼苗を進和学園にご寄贈頂き、栽培を引き継がせて頂いた苗木が3種類(ウラジロガシ、シロダモ、ヤブニッケイ)168本含まれています。重ねて感謝申し上げます。

 横浜ゴム(株)様との連携取り組み(ご寄贈苗木の活用)

 今回の植樹祭では、開会式と植樹終了後に「ミニコンサート」が開催されました。いまむら瞭さん作詞・作曲の「森へ(Mori e)」をはじめ、今村夏海さんのアルパの伴奏に乗せて、溝端育和さんの伸びやかで透明感に満ちた素晴らしい歌声が自然と溶け合い深い感銘を受けました。「森づくり」への願いや想いを込めた「森へ(Mori e)」は、YouTubeにて配信されていますので、皆様も、是非、ご視聴下さい。

YouTube:「森へ」(日本語版)  YouTube:「Mori e(to the forest)」(英語版) 

 

【参考】

 植樹祭を2日後に控えた10月13日(金)、ルネッサンス&研進メンバーは準備作業に参加しました。低気圧の接近が報じられていましたが、この日は晴天に恵まれ、ボランティア及びレナフォ事務局の皆様とも協力し、和気藹々と作業に励みました。
 宮脇メソッド(混植・密植)に欠かせない苗木の割り振りや、植樹地におけるマルチング材(稲わら)を押さえる竹串の打込みを中心に、ルネッサンスメンバーも大いに活躍しました。

 

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