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秦野曽屋高校より見学来訪!

 神奈川県立秦野曽屋高校は、地域の社会福祉に携わる人材育成や福祉活動を通して豊かな心を育むこと等を目指して、福祉・ボランティア教育に注力されています。2023年10月13日午後、3年生対象の選択授業「社会福祉基礎」の一環として、生徒の皆さん6名に村内麻里奈先生がアテンドされ、しんわルネッサンスを見学されました。
 同校と進和学園との交流は、2010年、学園の「どんぐりグループ」が栽培した苗木を校庭に植樹する「学校の森づくり」に遡ります。校庭植栽のメンテナンス作業(除草・剪定・補植)を、生徒の皆さんと進和学園メンバーが協力して行ったり、文化祭(秋輝祭)には福祉ブースを設営させて頂き、「いのちの森づくり」の展示や自主製品(パン・菓子類)の販売をサポート頂いたり・・・、お互いに触れ合い・学ぶ貴重な機会となっています。コロナ禍の落ち着きに伴い、暫く途絶えていた交流が、最近、漸く復活していることを嬉しく思います。
 今回、生徒の皆さんには、障害のある方々が自立に向け自動車部品の組立や農産品加工に励んでいる福祉的就労の現場をご覧頂きました。福祉工場が、企業・専門家・地域の皆様をはじめ多くの方々のご支援を得て成り立っていること、障害特性を活かして「出来ること」に着目して役割を分担していること等をご説明申し上げました。
 障害というハンデを乗り越え、「働く喜び」「役立つ喜び」を追求している取り組みから、何かを感じ取って頂ければ幸いです。皆さんが豊かな情操と知見を育み、人間的成長を遂げられることを期待しています。

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