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読売新聞「農福連携ブランド化作戦」/「しんわルネッサンス」他の事例を紹介
読売新聞(2020年2月15日・朝刊)において、「『農福連携』ブランド化作戦」と題する記事が掲載され、福祉工場「しんわルネッサンス」が手掛けるトマト等で作ったジュースやピューレの事例も紹介されました。
農業分野で障害者が働く「農福連携」が広がっていますが、生鮮品や加工品の認知度を上げるために信頼性や安全性をアピールしたり、品質を追求したりして商品の販売を促し、障害者の自立や施設の安定的な運営に繋げようという取り組みを報じています。
2019年春に農林水産省が制定した「ノウフクJAS」という規格認証を受けたり、地域独自のブランド化を目指す取り組み、農産物の安全性を認証する国際規格のグローバルGAPを取得して東京五輪・パラリンピックの選手村に提供する事例や、全国13事業所の40品目を対象に開設された商品販売サイト「ノウフク・オンラインショップ」(日本農福連携協会)等を紹介しています。
「しんわルネッサンス」では、「高品質で地域に貢献する等、社会的意義のある商品」として、地元農家より仕入れた規格外のトマト等を熟成させて旨味を引き出し、障害特性を踏まえた「一人一人に合った器具を独自に作り生産工程を工夫して品質向上に繋げている」ことを報じています。
高齢化や後継者不足に悩む農業と、障害者の就労機会を確保したい福祉分野を結び付け、互いの課題の解決を目指す「農福連携」の一層の展開と成果が期待されます。
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