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「よこすかキッズフェスティバル」~「ポット苗づくり」体験 ~

 2025年9月21日(日)、横須賀市のヴェルニー公園において、「よこすかキッズフェスティバル」が開催されました。子供達のためのイベントで、各種の体験ブースやワークショップ、縁日、謎解きウオークラリー、キッチンカー・・と多彩な催しが用意されました。今年で3回目となりますが、前2回の三笠公園から、今回はヴェルニー公園に会場を移して実施されました。9月中旬となり猛暑は脱したものの気温32度の残暑厳しい陽気でしたが、大勢の家族連れで大盛況の賑わいとなりました。

 私達は、本イベントを協賛されている地元企業の(株)建新様からのお声掛けにより、今回もポット苗づくり」体験コーナー(無料)を設営させて頂きました。初めに、2~3組のご家族(5~10名)を対象に、絵本「山に木を植えました」(作:スギヤマカナヨ/監修:畠山重篤)を「紙芝居」風にアレンジして披露し、木を植えることの大切さを説明します。山の木々や森が動物達の命を育み、雨水が山の栄養を川から海に運ぶ過程で、虫や鳥や魚といった多くの命の支えていること。そして、私達人間も山や海の幸から栄養を得て生きていること。山と海は繋がり、私達の生活にも深く係わっていることを学びます。

 ドングリや木の実から苗木を育てて植樹を行う「いのちの森づくり」プロジェクトは、19年目、これまでに出荷した苗木は約39万本に及びます。横須賀市の湘南国際村めぐりの森では、福祉施設の森づくりチーム「どんぐりブラザーズ」が、植樹・育樹活動に励んでいます。横須賀市とは、有難いご縁に恵まれ、障害のある方達の社会参加にも繋がる貴重な機会となっています。
 「ポット苗づくり」では、アカカシ(ドングリの木)、マンリョウ、ナンテンの3種類の幼苗(1年生苗木)をお好みに応じてポットに移し替える作業を体験頂きました。自ら作ったポット苗は、ご自宅で育てるためにお持ち帰り頂くことも出来ます。150個用意したポットは全て利用される賑わいでした。小さな可愛い苗木の栽培を通じて、子供達に自然の大切さや命の尊さを感じて頂けたら幸いです。

 苗木や資材に要する費用は、建新様からの「いのちの森づくり」へのご協賛により賄われます。子供達の情操教育及び障害者の工賃還元にも貢献出来る意義深い催事でした。
 

「よこすかキッズフェスティバル」案内チラシ(PDF)
どんぐりポット苗の作り方(PDF)

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