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「津久井やまゆり園」事件から4年 ~ ヤマユリの花に追悼の念を込めて! ~
公益財団法人かながわトラストみどり財団の助成を受け、私達が取り組む「かなユリ・チャレンジ」プロジェクトは、2016年7月26日に起きた「津久井やまゆり園」での痛ましい事件(相模原障害者施設殺傷事件)への鎮魂・追悼の念を込めたものです。昔は各所に見られた神奈川県の花「ヤマユリ」を増やすことで、悲劇を悼み心の癒しとして頂きたいとの願いから発するプロジェクトです。
2017年秋に始まった「ヤマユリ」再生の取り組みは、3年目を迎えています。「しんわルネッサンス」の中庭で、主に種子と球根からの栽培に取り組んでいます。球根からの栽培では、3本の苗が無事に発芽し、その内、2本が蕾を付けました。2020年7月23日から24日にかけて3つの蕾が開花しました。球根からの栽培では、3年連続で花を咲かせることに成功しました。
一番背の高い苗には、元々3つの蕾が付きましたが、途中で一つが脱落、その後も、アオバハゴロモの幼虫付着やその他の害虫の影響も受けたようで蕾に穴が開いてしまったり変形が認められました。二番目の苗の蕾は、害虫の被害も乗り越えて、小振りですが美しい花を最初に咲かせました。そして、穴の開いてしまった蕾も花弁の半分が縮れてしまう開花不良の状態ながらも開花しました。
2017年秋に始まった「ヤマユリ」再生の取り組みは、3年目を迎えています。「しんわルネッサンス」の中庭で、主に種子と球根からの栽培に取り組んでいます。球根からの栽培では、3本の苗が無事に発芽し、その内、2本が蕾を付けました。2020年7月23日から24日にかけて3つの蕾が開花しました。球根からの栽培では、3年連続で花を咲かせることに成功しました。
一番背の高い苗には、元々3つの蕾が付きましたが、途中で一つが脱落、その後も、アオバハゴロモの幼虫付着やその他の害虫の影響も受けたようで蕾に穴が開いてしまったり変形が認められました。二番目の苗の蕾は、害虫の被害も乗り越えて、小振りですが美しい花を最初に咲かせました。そして、穴の開いてしまった蕾も花弁の半分が縮れてしまう開花不良の状態ながらも開花しました。
「津久井やまゆり園」での事件から4年が経過・・・、あの日と殆ど同時期に咲いた今年のヤマユリ、白地にイエローの帯が走り、赤い斑点と朱色の雄しべがアクセントとなる華麗な姿を見せてくれました。とりわけ、開花不良を起こしたヤマユリは、悲しい事件への哀悼と一縷の願いを込めてヤマユリ自体が一生懸命に花を咲かせようと頑張っているようで感動を覚えます。命の尊さを教えてくれているようです。
(「津久井やまゆり園」での事件から4年目の7月26日、追悼の想いを込めて記させて頂きます)
【栽培レポート:3年目】
3年連続開花に成功!一部に開花不良/美しいヤマユリを観賞(2020.7.26)
害虫:アオバハゴロモの幼虫付着対策(2020.7.7)
3株共に生長/2株に蕾を認めた!/種子(小球根)からの栽培(2020.6.15)
球根からの栽培/3年連続発芽に成功!(2020.5.5)
種子(小球根)からの栽培/2年目の発芽(2020.4.7)
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