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「野外を遊ぼう!2025」~二宮町で「ポット苗づくり」~

「野外を遊ぼう!2025」~ポット苗づくり~ 二宮町東京大学果樹園跡地  2025年11月24日(月・祝)

紙芝居「山に木を植えました」               子ども達は興味津々!            木を植えることと人間との繋がりを学びます!

2025年11月24日(月・祝)、神奈川県中郡二宮町の東京大学果樹園跡地において、「野外で遊ぼう!2025」が開催されました。二宮町子ども会育成会連絡協議会が主催し、近隣の小学生約110名が参加して、焚火パン、竹とんぼ、その他ワークショップを楽しみました。私共の「いのちの森づくり」プロジェクトにもお声掛けを頂き、一連のワークショップが終了後の15時から、「ポット苗づくり」の体験イベントを実施させて頂きました。
 「いのちの森づくり」は、障害のある方々がドングリや木の実から苗木を育て、植樹や育樹活動を通じて就労支援に繋げる取り組みですが、ささやかながら、自然環境保全や子ども達の情操教育への貢献も目指しています。
 二宮町の子ども達とは、2021年11月に「にのみや・どんぐりの森プロジェクト」において、「どんぐりの土おろし(育苗箱へ蒔く作業)」をご一緒に行った経緯があります。
あれから、4年が経ちますが、今回、「ポット苗づくり」のご依頼を受けましたことは、大変光栄なことと嬉しく思います。

「にのみや・どんぐりの森プロジェクト」(2021.11.20) (PDF ファイル 0.41MB)
紙芝居「山に木を植えました!」          山の森が危ない!木を植えなければ!
私達も苗木を育てて木を植えよう!


 初めに、絵本「山に木を植えました」(作:スギヤマカナヨ/監修:畠山重篤)を「紙芝居」風にアレンジして披露し、木を植えることの大切さを説明しました。山の木々や森が動物達の命を育み、雨水が山の栄養を川から海に運ぶ過程で、虫や鳥や魚といった多くの命を支えていること。そして、私達人間も山や海の幸から栄養を得て生きていること。山と海は繋がり、私達の生活にも深く係わっていることを学んでもらいました。

楽しい「ポット苗づくり」 小さな苗は2~3年育てて樹高30cm以上になったら植えられます!

 「ポット苗づくり」では、シラカシ(ドングリの木)とマンリョウ(低木)の2種類の幼苗(1年生苗木)を用意し、ポットに移し替える作業を体験頂きました。ご父兄も含めて約50名が参加下さり、ご希望の方には、自ら作ったポット苗をご自宅で育てるためにお持ち帰り頂きました。今日の体験を通じて、子供達に、自然と人間とは深い関係で結ばれていることを知り、自然の大切さ、命の尊さを感じて頂ければ幸いです。
「野外を遊ぼう!2025」~二宮町でポット苗づくり~ 事務局の皆様とスタッフ記念写真

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