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浜松と南相馬で防潮林植樹祭 ~ いのちを守る森の防潮堤 ~

2018年11月4日(日)、「いのちを守る森の防潮堤」を構築するため、静岡県浜松市(遠州灘)と福島県南相馬市(東北沿岸)において植樹祭が開催されました。何れも、進和学園「いのちの森づくり」プロジェクトにおいて、障害のある方達が栽培した苗木を多数ご利用頂きました。

■第23回浜松「~KALAプロジェクト」防潮森づくり植樹祭

浜松市西区篠原町の遠州灘海岸における防潮森植樹祭「~KALAプロジェクト」は、NPO法人縄文楽校様はじめ、防潮森づくりの賛同者による継続的な活動で、津波災害にも強い潜在自然植生の樹種(主に常緑広葉樹)を植樹する取り組みです。私達も、2015年度より本プロジェクトの一員に加えて頂いており、3月の植樹祭に続いて代表が参加しました。
小雨が降るあいにくの天候でしたが(苗木にとっては好条件)、篠原自治会の皆様と同じ班に加わり、力を合わせて植樹作業に励みました。今回、「その土地本来の樹種」を27種類、合計800本の苗木を、下記4社(団体)様のご支援を得て寄贈させて頂きました。

                協賛企業・団体(敬称略)
 (株)サン・ライフ  苗木498本を「いのちの森づくり友の会」への
 ご寄附を通じて提供。 
 環境まちづくりNPOエコメッセ  苗木122本を「いのちの森づくり友の会」への
 ご寄附を通じて提供。
 本田技研工業(株)   苗木100本を「いのちの森づくり」友の会」への
 ご寄附を通じて提供。 
 (株)ホンダロジスティクス   苗木80本を「いのちの森づくり友の会」への
 ご寄附を通じて提供。

 

この日の植樹で、本プロジェクトにおける進和学園の苗木の提供実績は、11回/累計7,370本となりました。多くの皆様の温かいご支援により、私達が手掛けた苗木が環境保全や防災にも役立つことは、この上もない喜びであり心より感謝申し上げます。

 参考:浜松「~KALAたより」NO.16(2018.11.4)
    浜松「~KALAプロジェクト」防潮森づくり・苗木提供実績(2018.11.5) 

■第6回南相馬市鎮魂復興市民植樹祭

2011年の東日本大震災で犠牲となった人々を慰霊し、その教訓をいつまでも忘れず、また津波を緩衝するための「いのちを守る緑の防災林」として、震災がれき等を活用した海岸防災林に市民一人一人の思いや祈りを込め、木々を植樹して「鎮魂の森」を築くための植樹祭が開催されました。

研進・進和学園も、東北復興の防潮林構築プロジェクトに参画し、東北産のドングリや木の実から植樹用のポット苗を栽培する取り組みを粘り強く継続しています。
本植樹祭においても、主催者の公益財団法人鎮守の森のプトジェクト様から優先発注を受け、栽培に励む障害のある方々の働き甲斐にも繋がる成果として、シラカシ、スダジイ、ウラジロガシの3種類の苗木800本を里帰りさせることが出来ました。

                協賛企業・団体(敬称略)
 公益財団法人鎮守の森のプロジェクト  苗木576本をご購入(ご発注)の上、提供。 
 (株)サン・ライフ  苗木224本を「いのちの森づくり友の会」への
 ご寄附を通じて提供。

 (注)上記の苗木本数は、進和学園・標準価格にて換算した本数です。
親身なるご支援を頂いている(公)鎮守の森のプロジェクト様、そして、今回も苗木の提供を資金面で支えて下さった(株)サン・ライフ様に厚くお礼申し上げます。

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