インフォメーション

花粉症対策プロジェクト/第1回植樹イベント~広島県神石高原町から発信!~

今や国民病とも言われる「花粉症」の原因となっているスギやヒノキの人工林を間伐し自然種の広葉樹を植樹して、花粉症削減を目指すプロジェクトが広島県神石高原町を拠点として進められています。
NPO法人ピースウインズ・ジャパン様が主催し、神石高原町における「ふるさとチョイス(ふるさと納税)」による寄付金も活用して、花粉症削減のみならず地球温暖化対策(CO2削減)、水源涵養、生物多様性等に係る自然環境保全や山崩れ対策といった防災にも資する森林再生を行うものです。荒れた人工林に手を入れて間伐し、日照を入れて「その土地本来の木による本物の森(自然林)」を復活させます。私達が取り組む「いのちの森づくり」も本プロジェクトと連携、神石高原町にて収集したドングリを進和学園に送って頂き発芽させて苗木を育て、同地に里帰りさせて植樹を行う計画です。

2019年6月8日(土)、神石高原町のスギ林において記念すべき第1回の植樹イベントが実施されました。地域の方々にピースウインズ・ジャパン代表の大西健丞様はじめスタッフの皆様、植樹の技術的な指導を担うエスペックミック(株)、及びNPO法人国際ふるさとの森づくり協会(レナフォ)、そして、研進スタッフを合わせ約25名が集い、10種類1,000本の自然種の苗木を植樹しました。

1年半前の2017年の秋に、神石高原町の幼稚園児が拾ってくれたシラカシとコナラのドングリから進和学園で栽培した苗木が、未だごく一部ですがこの日に里帰りさせて植えることも出来ました。前日に事務局スタッフが植えた1,000本の植樹地に続く山の斜面に沿って、子供達や高校生も一緒に力を合わせ作業し爽やかな汗を流しました。前日分と合計して、2,000本(注)の植樹が実現しました。
 
(注)今回、広島県産の苗木が揃わなかったことから、進和学園のある神奈川県産やその他地域を母樹とする苗木を多数
         利用しましたが、DNA(遺伝子)による地域特性に支障を生じない樹種を選定して対応しています。

ページトップ