インフォメーション

第22回湘南国際村めぐりの森植樹祭

   第22回湘南国際村めぐりの森植樹祭が、2022年5月8日(日)、検温やマスク着用等のコロナ感染対策を講ずる中で実施され、約520名が参加しました。
 今回は、昨年、ご逝去された宮脇昭先生(享年93才/横浜国大名誉教授)のご功績を称え、先生のご指導に感謝し先生を偲ぶ追悼植樹祭としても企画されました。当初、5,000本以上の植樹を計画しましたが、コロナ禍の長期化を踏まえ、規模を縮小して横須賀市道沿いの傾斜地(C-17地区)に30種類2,511本を植樹しました。
 コロナ禍に伴う行動規制も解除され、久し振りに開会式も行われ、イベントらしい賑わいの中で皆様の笑顔も印象的で、随所で「森づくり」を通じた交流の輪が広がりました。

同地では、バブル期の開発により緑を失っていた荒地が、継続的な植樹により自然の森の姿を取り戻しています。地球温暖化や異常気象への対策として、カーボンオフセット(CO2吸収)及び防災面においても、森林再生の意義は大きいと言えます。
 宮脇先生が指導された「その土地本来の樹種(潜在自然植生)」の広葉樹を多種類選択して混植・密植しますが、進和学園はじめ「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が栽培した苗木を優先利用頂くと共に、在庫がない樹種については、今回も、エスペックミック(株)様のご協力を得て、合計2,355本の苗木を提供させて頂きました。本植樹祭をご支援下さった下記の企業・団体様並びに関係の皆様に厚く御礼申し上げます。

            協賛企業・団体(敬称略/苗木本数・五十音順) 
  三機工業株式会社   苗木1,000本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
  株式会社サン・ライフ  苗木550本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 公益財団法人
 鎮守の森のプロジェクト
 苗木444本をご購入の上ご提供。
 三井住友海上火災保険株式会社  苗木200本をご購入の上ご提供。 
  本田技研工業株式会社  苗木100本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
  株式会社ホンダロジスティクス  苗木61本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。

(注)苗木本数は、進和学園の標準価格にて換算した本数です。また、上記には、横浜ゴム(株)の社員の皆様が栽培された幼苗を進和学園にご寄贈頂き、栽培を引き継がせて頂いた苗木が2種類(タブノキ、アカガシ)74本含まれています。重ねて感謝申し上げます。
⇒ 横浜ゴム(株)様との連携取り組み(ご寄贈苗木の活用)

植樹祭を2日後に控えた5月6日(金)、苗木の仕分け作業を行ないました。一般社団法人Silvaさんの指導に基づき、サポーターの皆様に、「どんぐりブラザーズ」の湘南の凪えいむ&mai!えるしい、けいあい工房、進和学園の3法人4施設に研進を合わせ30名以上が参加しました。全員マスク姿でコロナ対策にも気を付けながら、和気藹々とチーム・ワークを発揮して効率良く作業を終えることが出来ました。

ページトップ