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千鳥うちわ用真竹の採取 /伝福連携?!

「千鳥うちわ」は、江戸初期から伝わる伝統工芸品です。日頃よりお世話になっている羽塚順子様(MotherNess Publishing代表)の仲介により、一昨年(2020年)秋、「しんわルネッサンス」に隣接する竹林において、「千鳥うちわ」の原材料となる真竹を採取した経緯があります。「千鳥うちわ」は、クリエイティブシェルパ(注)における「伝福連携」(伝統と福祉の連携)の取り組みとして、2020年度グッドデザイン賞を受賞されています。
(注) クリエイティブシェルパとは、後継者がいない職人技を継承すべく、細かい繰り返し作業を得意とする異才の若者や障害のある方達をマッチングして技術を継承する取り組みです。
 2022年11月24日、羽塚様とお仲間が来訪され、「しんわルネッサンス」メンバーと協力して真竹の採取を行いました。うっそうと茂る竹林に分け入り、太くて真っすぐに伸びた真竹を見つけて切り出します。今回で2回目の作業ですが、これらの真竹が美しく優雅な「千鳥うちわ」になることを想像しながら、普段とは異なる貴重な体験を楽しみました。意義深い「伝福連携」の一端を担えることは大変光栄なことであり、嬉しく思います。

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