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小学生から嬉しいお便り「苗木の里親制度」~朝日新聞「地球教室」~

 朝日新聞「地球教室」は、小学生向けの環境教育プログラムです。毎年、「かんきょう新聞・作文」には、全国から多数の応募があり、参加賞の一部には、「いのちの森づくり」において進和学園メンバーが栽培した自然種のポット苗(幼苗)をご利用頂いています。朝日新聞様のご理解ご支援を得て、ご利用は12年連続となります。
 幼い苗木を学校や家庭で育てて頂き、植える場所に困った場合は、「苗木の里親制度」により進和学園に送り返して植樹することも出来ます。更に、進和学園に里帰りした苗木と同数の苗木(樹種は異なる場合があります)を、東日本大震災(2011年3月11日)の被災地に植える「植樹リレー」を実施しています。東北産のドングリや木の実から育てた苗木や東北地方の植生に適した樹種を選び、防潮林「いのちを守る森の防潮堤」や地域復興の緑化計画に活用頂いています。
 この度、愛知県半田市立成岩小学校6年生の杉田煌季(スギタコウキ)くんから、嬉しいお便りと共に、煌季くんが立派に育ててくれたツクバネウツギの苗木が進和学園に届きました。

「煌季くん!大切に育ててくれてどうも有難う!」
 里帰りしたツクバネウツギ(神奈川県産)は、進和学園が手掛ける関東地区の植樹に利用させて頂きます。東北被災地への植樹リレーとしては、今秋、宮城県石巻市北上町の「平地の杜づくり」プロジェクト(被災した集落跡地の再生)への苗木提供を予定しています。(注)
 煌季くんはじめ多くの皆さんとの交流やご縁は、私達にとって大きな励みになります。これからも有意義な植樹活動に皆で力を合わせて取り組んで参ります。

(注)「苗木の里親制度」に基づく「東北植樹リレー」

これまでの実績は177本です。今秋(2022年10月)予定の宮城県石巻市北上町の「平地の杜づくり」プロジェクトに、煌季くんが育ててくれた苗木を含めて4本の植樹リレーを計画しており、これが実現すると累計181本となります。

【参考資料】
朝日新聞「地球教室」/ポット苗の育てかた・苗木の里親/東北植樹リレー(PDF)
朝日新聞 環境教育プロジェクト「地球教室」(広告特集PDF:2022.2.27)

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