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豊島区 苗木配布(官公需)に感謝!

                                        豊島区からの苗木ご発注:累計18,591本
 東京都豊島区では、2009年度から緑化活動を推進する「グリーンとしま」再生プロジェクトを実施し12年目を迎えています。地域における植樹・育樹活動に加え、様々な教育・啓蒙プログラムも組まれていますが、今年は、コロナ禍の影響を踏まえスケジュールや内容の変更を余儀なくされています。
2020年9月6日(日)、としまセンタースクエア(豊島区庁舎)において、「としまグリーンウェイブ2020/つる植物・『いのちの森』苗木配付」が行われました。本来、6月7日に予定されていたイベントが延期されていたものです。コロナ感染対策を講ずる中、区民の皆様が次々に苗木を受け取りに来庁されました。今回も、有難いことに進和学園で栽培した苗木を含めて優先発注を頂きました。高中低木の自然種の広葉樹10種類(下記参照)1,418本の苗木をお持ち帰り頂きました。今年は、苗木の出荷実績も大きく落ち込む中で、私共にとって大変貴重な機会となり大きな励みとなります。

豊島区より優先発注頂いた苗木の累計本数は、18,591本となりました。豊島区が一連の緑化プロジェクトにおいて、障害のある方々が手掛けた苗木を継続して優先発注下さっていることに、改めて感謝申し上げる次第です。            
官 公 需 の 優 先 発 注 
      
 福祉施設で働く障害者の平均月額工賃は、1万5,000円台と低水準にあります。自立のためには障害基礎年金と合わせて最低賃金の3分の1以上が必要と言われています。行政より障害者福祉施設への仕事の発注、いわゆる「官公需」の優先発注を促進すべく、
障害者優先調達推進法(2013年4月施行)が制定されています。
豊島区では、同法が施行される以前から随意契約に基づいて、苗木を進和学園へ優先発注下さっており、苗木の栽培に従事する障害のある方々の働き甲斐や生き甲斐にも繋がっています。同法の適用も合わせ、障害者の就労支援に貢献する官公需の発注事例が増えることが期待されます。

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