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Present Tree in みやぎ大崎/ミズナラの苗木755本ご利用に感謝!

認定NPO法人環境リレーションズ研究所様が企画・運営されている植樹プロジェクト「Present Tree in みやぎ大崎」に、「どんぐりブラザーズ」の仲間である社会福祉法人あすなろの会(みとおし)(山梨県都留市)の皆さんが東北産のドングリから栽培したミズナラの苗木720本をご利用頂けることとなりました。進和学園で栽培した同じく東北産のミズナラ35

本と合わせ、755本の苗木が東北の地へ里帰りして植樹されることとなりました。
「Present Tree in みやぎ大崎」は、宮城県の北西部にある大崎市の中央を流れる江合(えあい)川の水源近くに、伝統工芸品「鳴子こけし」の材料であるミズキをはじめヤマザクラ、イタヤカエデ、ミズナラ等の広葉樹の森をつくり、下流の米どころを潤す水を育み多様な生物の共存を支える環境保全プロジェクトです。2014年にスタートし7年目を迎えていますが、上流域の鳴子温泉郷のみならず、ラムサール湿地条約が認定する田尻地区で越冬するマガンや白鳥等の様々な生き物の命を繋ぎ、下流域の人々にも恩恵をもたらします。

私達は、東北産のミズナラを育てていましたが、その嫁ぎ先を探すことに苦労していました。今回、本植樹プロジェクトでのご利用を仲介頂いた環境リレーションズ研究所様、並びにその受け入れをご承認の上、予算措置も講じて下さった宮城県大崎市並びに関係の皆様に心より感謝申し上げる次第です。
2020年6月1日、ミズナラの苗木は、あすなろの会(みとおし)から宮城県大崎市に向け旅立って行きました。私達が手塩にかけた苗木が東北の地で豊かな自然を育むことに貢献できることはこの上もない喜びです。

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