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高尾小仏植樹活動/いのちの森づくり

中央高速道路の小仏トンネルの工事残土から成る巨大な盛土場に、自然環境保全及び防災の観点も踏まえ、潜在自然植生の広葉樹を混植・密植方式で植樹する「高尾小仏植樹活動」は、2017年にスタートしました。これまで3回の植樹祭を開催し累計約9,950本の苗木を植えています。第4回植樹祭は、2020年6月28日に予定されていましたが、新型コロナウィルス感染の影響を受け延期が決定しています。

一方、植樹後2~3年間は、苗木の樹高も低く雑草の繁茂により日照が遮られ生長が阻害されてしまうため、育樹(除草)作業を定期的に施す必要があります。
2020年5月15日、盛土場を所管される中日本高速道路(株)(NEXCO中日本)、植樹地盤を造成下さっている鹿島建設(株)の皆様と研進スタッフの合計10名が集い次の育樹作業を行いました。
 ① 第2回(2018年)植樹地の除草作業
 ② 第3回(2019年)植樹地の苗木保全作業(昨秋の台風により倒された苗木の修復)

コロナウィルスにより世の中は停滞していますが、自然の営みは一瞬たりとも休むことはありません。雑草の勢いはすさまじく、これを除去して苗木の根元に置いてマルチング材(保湿・肥料)として活かします。
また、昨年の台風19号他の大雨により急斜面ではマルチング材として敷き詰めた稲ワラが流され苗木を倒してしまった個所が多数発生しました。稲ワラの下に隠れてしまった苗木を1本1本取り出す作業を粘り強く実施しました。
コロナ対策としてマスク着用、「3密」を回避する異例の作業でしたが、天候にも恵まれ爽やかな風も心地良く、充実した日中作業となりました。

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