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高尾小仏植樹祭2022に参加!

2022年9月25日(日)、「高尾小仏植樹祭2022」(都立高尾陣場自然公園内)は、直前の台風15号の影響を受け、開催時間を午後に遅らせて実施されました。降雨により急斜面の植樹地が泥濘で滑り易い状態であったため、主催者のNPO法人国際ふるさとの森づくり協会(レナフォ)より、参加を申し込み頂いた方々に「決してご無理されないようにして下さい」とのご案内をメール及びWEBにて配信。その結果、当初参加予定者270名のところ、192名の参加となりました。参加者は半減するかと予想しましたが、幸い、台風一過の晴天に恵まれたこともあり、大勢の皆様に足を運んで頂きました。

同地での植樹は、中央高速道路の小仏トンネルの工事残土による盛土場に、宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が提唱された「その土地本来の木による本物の森(自然の森)」を再生する取り組みで、6回目(6年目)の植樹祭となります。ここ3年は、コロナ禍における植樹祭となり、検温にマスク着用という感染対策を講じての実施が続いています。
 今回の植樹本数は、2,700本の予定でしたが、台風の影響による開催時間の変更に伴い参加者が減ったことから、2,200本に止まり、残りの500本は、別途スケジュールを調整して10月末までに植樹を完了させることとしました。

 今回も、「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が栽培した苗木を多数ご利用下さると共に、在庫のない樹種については、エスペックミック(株)様のご協力を得て調達させて頂きました。「森づくり」を通じた自然環境保全や防災に加え、障害のある方達の就労支援にも繋がる付加価値の高い植樹活動です。ご支援頂いた企業・団体はじめ参加下さった皆様に厚く御礼申し上げます。
            協賛企業・団体(敬称略/苗木本数・五十音順)
 NPO法人国際ふるさとの森づくり協会
 (イオン環境財団他)
 苗木2,100本をご購入の上ご提供。
 PGF(プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル)
 生命保険株式会社
 苗木444本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 本田技研工業株式会社  苗木56本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 株式会社ホンダロジスティクス  苗木50本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 ミドリ安全株式会社  苗木50本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
(注)上記の苗木本数は、10月末までに植樹完了予定の残りの519本を含めた合計2,700本に係わるご支援内容です。進和学園の標準価格にて換算した本数となります。
 また、上記には、横浜ゴム(株)の社員の皆様が栽培された幼苗を進和学園にご寄贈頂き、栽培を引き継がせて頂いた苗木が5種類(ウラジロガシ、アカガシ、シロダモ、ヤブニッケイ、タブノキ)549本含まれています。重ねて感謝申し上げます。
 横浜ゴム(株)様との連携取り組み(ご寄贈苗木の活用)

【参考】
*案内チラシ ⇒ 「高尾小仏植樹祭2022」(PDF)
*動画配信 ⇒ 「レナフォ・動画集」(YouTube)

植樹祭を2日後に控えた9月23日(金)、進和学園&研進メンバーは準備作業に参加しました。接近する台風15号の影響が心配されましたが、作業を開始すると小雨も止んで雨合羽を脱いで「苗木の仕分け」を中心に担当させて頂きました。ボランティア及びレナフォ事務局の皆様とも協力し、和気藹々と作業に励みました。
宮脇方式による混植・密植を行うために、樹種ごとに纏めて届いた苗木を、バランスよく色々な種類が混ざり合うようにトレーに配分します。2人でペアーを組んで作業を行ない、次第に要領も覚えて予定時間内に終えることが出来ました。

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