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「高尾小仏育樹祭2022春」に参加!

2022年4月23日(土)、「高尾小仏育樹祭2022春」に参加しました。高尾小仏における植樹は、中央高速道路の小仏トンネルの工事残土から成る盛土場に、自然環境保全及び防災の観点も踏まえて「森」を再生する取り組みで2017年に開始し、毎年、植樹祭を実施しています。宮脇昭先生(横浜国大名誉教授)が提唱された潜在自然植生に基づく混植・密植方式を採用しています。
「いのちの森づくり」の大切な拠点の一つであり、有難いことに、「どんぐりブラザーズ」(福祉施設の森づくりチーム)が手掛けた苗木を多数ご利用頂いています。います。 これまで、木々は順調に生長していますが、植樹後3年程は雑草や蔓性植物から苗木を守るために、定期的な育樹(除草)作業が必要です。これに加えて、今回は、昨年10月に植樹した場所にイノシシや鹿が侵入し、獣害を被った部分の手直し作業が急務となりました。密植度が落ちてしまった箇所には、300本の補植を行いましたが、内200本は予算措置(注)を講じて頂きました。残り100本は、「いのちの森づくり友の会」基金を活用して提供させて頂きました。
主催者のNPO法人国際ふるさとの森づくり協会(レナフォ)、レナフォの植生工学士にボランティア、土地を所管される中日本高速道路(株)(NEXCO中日本)、地元自治会、地盤造成を担われている鹿島建設・清水建設の方々をはじめ、関係者130名近くが集いました。進和学園・研進からも参加し、「どんぐりブラザーズ」の一員である地元のNPO法人あるが(ハッピーフルーツ)及び(社福)あすなろの会みとおしの皆様も一緒に作業に励みました。長期化するコロナ感染対策として、マスク着用にソーシャル・ディスタンスにも留意しつつ、新緑が美しい高尾の自然に包まれて爽やかな汗を流しながら、楽しい交流の機会となりました。
 

(注)国際ふるさとの森づくり協会(レナフォ)が主催する高尾小仏植樹活動に対して、米国の非営利環境慈善団体であるONE TREE PLANTED様より「協賛」頂けることとなりました。補植用の苗木200本について予算を付与して頂きました。心より感謝申し上げます。

            協賛企業・団体(敬称略/苗木本数・五十音順)
 NPO法人国際ふるさとの森づくり協会
 (ONE TREE PLANTED)
 苗木200本をご購入の上ご提供。
 本田技研工業株式会社  苗木50本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。
 株式会社ホンダロジスティクス  苗木50本を進和学園「いのちの森づくり友の会」
 基金へのご寄付を通してご提供。

【参考】
高尾小仏育樹祭2022春(案内チラシ:PDF)
高尾小仏植樹活動(2017~/トンネルの工事残土・盛土場の森林再生)

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